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【小説】「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す」

騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。
え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね?
私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。
そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。
こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。
…ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます!
なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す1

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す1
騎士家の娘として騎士を目指していたフィーアは、死にかけた際に「大聖女」だった前世を思い出す。
え?聖女って、すごく弱体化しているのに、絶滅寸前なため、崇められている職業だよね?
私が使う聖女の力って、おとぎ話と化した「失われた魔法」ばっかりなんだけど。
そういえば、前世で、「聖女として生まれ変わったら殺す」って魔王の右腕に脅されたんだっけ。
こんな力使ったら、一発で聖女ってバレて、殺されるんじゃないかしら。
…ってことで、初志貫徹で騎士になります! 静かに生きます!
なーんて思ったけど、持っている力は使っちゃうよね。だって、色々便利だから…。

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す2

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す2
天と地の全ては、ナーヴ王国黒竜騎士団と共に!

念願叶って新人騎士になったフィーアが配属されたのは、エリートぞろいの第一騎士団。
聖女の力を隠し普通の騎士としておとなしくしているつもりが、
思わずベテラン騎士を指揮して魔物を討伐したり、うっかり泉の水を全部回復薬に変えちゃったり…!?

そんな時、長期遠征からクェンティン第四魔物騎士団長が帰還し、
「星降の森」で黒竜が目撃されたとの情報が!
フィーアたちは探索のため出発するが、
そこで明かされるザビリアの壮絶な過去。そして――。

小説家になろうで、2019年6月~現在ジャンル別年間第1位の超人気作!!
本編大幅加筆&書き下ろしエピソードも大ボリュームでお届け!

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す3

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す3
――――誰よりも美しく、慈悲深い大聖女。
あなたはこうやって、伝説となっていくのだ………

従魔の黒竜が旅立ち、第一騎士団に復帰したフィーアは、シリル団長とともに彼の領地であるサザランドへ向かう。

そこはかつて、大聖女の護衛騎士だったカノープスの領地であり、一度だけ訪れたことのある懐かしい場所。

再びの訪問を喜ぶフィーアだったが、10年前の事件により、シリル団長と領民の間には埋めがたい溝ができていた。

そんな一触即発状態のサザランドで、うっかり大聖女と同じ反応をしてしまったフィーアは、「大聖女の生まれ変わり、かもしれない者」として振る舞うことに…

フィーア、身バレの大ピンチ!?

書き下ろしは、書籍連載でおなじみの『アルテアガ帝国』編をはじめ、300年前の過去編ほかを大ボリュームでお届け!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す4

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す4
「フィーアはサザランドに、おとぎ話のような魔法でもかけたというのか?」

薬の効かない黄紋病が流行り、死を待つだけの住民たち。
憎しみと悲しみに閉ざされ、騎士たちとの溝は深まるばかり。

そんなサザランドに、大聖女と認められたフィーアは、優しく劇的な変化をもたらす。

「ああ、私たちは何度、大聖女様に救われるのだろう」
300年前から受け継がれる住民たちの想いと、フィーアの打算のない行動により、頑なだった住民たちが、フィーアとフィーアに連なる騎士たちに心を開き始める。
そして、全ての住民がフィーアに最上位の敬意を捧げた瞬間、王都にいるはずのある騎士が現れて―――!?

書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、『カーティス団長三番勝負』
(VSシリル、VSクェンティン、VSサヴィス)ほかを大ボリュームでお届け!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す5

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す5
「ザビリア、会いたかったわ!」

サザランドから王都に戻ってきたフィーアは、特別休暇を使って姉に、そして、こっそりザビリアに会いに行こうとするけれど、シリルやカーティスにはお見通しで……。

さらに、出発日前日、緑髪と青髪の懐かしい兄弟に再会。
喜ぶフィーアだが、何故か二人も霊峰黒嶽への旅路に同行することに!?

2兄弟+とある騎士団長とともに、いざ出発!
楽しい休暇が、今始まる!!

書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、クラリッサ団長、クェンティン団長、フィーアの姉オリアのエピソードを大ボリュームでお届け!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す6

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す6
「魔人は……あとどれくらい世界に残っているのかしら?」

ザビリアと再会し、カーティス、ブルー、グリーンの三人とともに竜の住処で歓待を受けるフィーア。
楽しい時間を過ごした翌日、霊峰黒嶽の探索に出掛けた三人に対し、ザビリアとともに留守番をするフィーアだが――

一方、カーティス、ブルー、グリーンの三人は、薬草摘みの最中に黒髪黒目の少女と出会う。
魔人の特徴を持ちつつも、人間にしか見えない少女に対し、カーティスは静かに剣を向ける。

300年間姿を現さなかったはずの魔人との、突然の邂逅。
強大な“敵”を前に、フィーア最大の危機!?

霊峰黒嶽編の後日譚に加え、人気投票1~6位のキャラクターの特別エピソードを収録!
なんと全体の約半分が書き下ろしという、過去最高のボリュームでお届け!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す7

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す7
王都へ帰還したフィーアを待っていたのは……国王との面談!?

サヴィスとシリル同席のもと、国王面談に臨むフィーア。
「国王陛下は色々と試してこられるかもしれませんが、訓練修了の確認だと思って、できるだけお応えくださいね」
シリルからの言葉を受け、全力で挑むことを決意するフィーア。

しかし、国王のお気に入りである道化師の少年は、試すような発言とともにフィーアへとある「ゲーム」を持ちかけ…

飄々とした道化師を相手に、フィーア本気の「駆け引き」が始まる!

書き下ろしは、団長たちが不思議な効能のお茶に翻弄される『は茶め茶会』、道化師たちの反省会、混沌の『第2回騎士団長会議』、300年前の過去編など、愉快で楽しいエピソードを大ボリュームでお届け!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す8

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す8
聖女の扮装をした大聖女が起こす奇跡は……本物!?

オルコット公爵邸でのお茶会に招かれたフィーアは、筆頭聖女候補であるプリシラを紹介され……。

さらに、サヴィスの婚姻話を聞いたフィーアは、道化師たちに弟子入りして、最高の出し物を披露することを思いつく。

「衣装の試着がてら、プチ武者修行に行かないか?」
セルリアンの提案により、聖女の扮装をしたフィーアは、道化師の仲間として街へと繰り出すことになり!?

書き下ろしは、ロイドとセルリアンの過去編二本、ザビリアの「粛清リスト」第二弾、カーティスの休日の過ごし方、クェンティンが「母親」になる話、そして300年前の騎士団長たちとフィーアの食事会を大ボリュームでお届け!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す9

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す9
王太后とセルリアン達の根深い確執と、それぞれの思惑が交差する中、フィーアは──

セルリアンに「『大聖女の薔薇』を選び取ってほしい」と懇願され、それを承諾したフィーア。
薔薇園を訪れたフィーアはサヴィスと出くわし、二人きりのディナーに誘われて……!?

プリシラとともに現れたロイドに連れられて、王城勤めの聖女たちに会いに行くことになったフィーアは、離宮でシャーロット含む聖女に挨拶を行い……。

筆頭聖女でありサヴィスとセルリアンの母でもあるイアサント王太后が王都を訪れ、王族同士でのお茶会が開かれることになるが、サヴィスの希望により「おまもり」としてフィーアも参加することになり……!?

さらには人気投票上位キャラクター達の特別書き下ろしエピソードも盛り沢山でお届け!!

シリーズ累計200万部突破!!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す10

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す10
このライトノベルがすごい! 2024(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門
第2位!!
シリーズ累計部数270万部突破の超人気ファンタジー待望の第10巻!!


「私が筆頭聖女の選定会に出るんですか?」

表向き騎士であるにもかかわらず、国王推薦枠で国一番の聖女を決める選定会に参加することになったフィーア。
「何をしても聖石のせいになるはず」という考えのもと、堂々と力を行使して……!?

書き下ろしは、選定会に参加している赤髪の聖女がフィーアではないかと団長達に疑われる話や、とある聖女とフィーアの出会い、ザビリアの角で剣を作るクェンティン、300年前の過去編など、楽しいエピソードが盛り沢山!!

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す11

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す11
「すごいわ! 今日は聖女の歴史が変わる日よ!!」

選定会でフィーアは元騎士のモーリスの治癒をしようとするが、そこには筆頭聖女の有力候補であるプリシラの姿が……。
「モーリスの脚を治したい」という強い想いを持つプリシラに対し、フィーアは──。

書き下ろしは、プリシラ視点のお話やフィーアの同室のオルガ視点のお話、ザカリーのやらかしと顛末、300年前の過去編など、楽しいエピソードが盛り沢山!!

「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門で2年連続2位の超人気シリーズ、待望の11巻!!

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